モヒカンの怪人、逮捕さる。
さる92年3月、湯沢パークスキー場において、我々編集部(以下当局)はかねてより指名手配中だったダミアン・サンダース(23、以下甲)を補足、
身柄を拘束し、パークホテルの喫茶コーナーにおいて1時間半の尋問を行った。
甲の容疑は、70フィートのクリフジャンプ、バックフリップを始めとする危険行為と、
ペントハウス誌ペットとの結婚、モヒカンヘア、ロックバンド結成など、枚挙に
いとまがない享楽的行為である。
上は元来健全であるべきプロスポーツ選手にあるまじき行為で、公序良俗を乱す
こと甚だしく、100万ドル以下の罰金刑に値するに余りあると思量される。
以下は、検事TOKO、弁護人ISHI の、取り調べ結果である。
なお甲は現在控訴中で、罪の有無は陪審たる読者諸兄の判断に任せられる。
TOKO付記:
■ダミアン・サンダースは、異質なプロスノーボーダーだった。コンテストで結果を出し、頭角を顕す、正統的(?)なプロではなかった。
70フィートのクリフから飛び降りたり、ペントハウス誌のペットと結婚するなど、そのパフォーマンスがいつも人々の耳目を奪った。
スノーボードの黎明期、80年代の終わりから90年代初めにかけて、ダミアンの存在感は、このスポーツの自由さ、進化とシンクロしていた。
そんな男だから、あたりまえのインタビュー記事では面白くない。左記のように、逮捕、尋問という「遊び」を加えた。
■ダミアン・サンダースは、異質なプロスノーボーダーだった。コンテストで結果を出し、頭角を顕す、正統的(?)なプロではなかった。
70フィートのクリフから飛び降りたり、ペントハウス誌のペットと結婚するなど、そのパフォーマンスがいつも人々の耳目を奪った。
スノーボードの黎明期、80年代の終わりから90年代初めにかけて、ダミアンの存在感は、このスポーツの自由さ、進化とシンクロしていた。
そんな男だから、あたりまえのインタビュー記事では面白くない。左記のように、逮捕、尋問という「遊び」を加えた。