……………… MOBBY'S ダイビングスーツ・販促小冊子 2001 ………………

physical reality
「体験」するため 生まれてきた


はじめて虹をみた。
はじめて自転車にのれた。
はじめて子供を産んだ。
…………
「体験」している瞬間のあなたは、
いつものあなたではない。
じんせいの目的は、
ジコジツゲンではなく、
体験をかさねることだ。
さいきん、体験してますか?
体験は、そう簡単ではない。
脳は多忙なので、2度めは反応を
バイパスしてしまうのでね。
未知でないと、
敏感でないと、
体験はできない。
サーフィンや、登山など、
シチュエーション系ネイチャースポーツの目的は体験だ。
ダイビングは、重力も、呼吸も、視覚も未知だ。
ダイバーは体験にたいして敏感だ。
モビーズの目的は、あなたの体験をアシストすることだ。








what's perfect diving?
……体は消え、視覚だけがきわだって覚醒したような


歯が痛いと、歯のことばかり気になって、歯のドレイになってしまうよね。
完望な健康とは、体が消えて、意識だけがそこにあるような状態だ。
これって、完望なダイビンクに似ていない?
無重力で、体を忘れて、視覚だけがきわだって覚醒している状態に。

脳は視覚とイマジネーションだけに集中し、びんびんに澄んでいて、
つまり、ほかの処理に能力の一部を奪われていない。
そんな環境(をつくること)が、より「体験」するための条件だ。

裸で潜るのが理想、という。
正確にいえば、着用していることを忘れるスーツが理想。
(それはもっとも高いハードルだ)

オーバ一ヘッド環境や低水温などのハードシチュエーションでも、
信頼性や操作性に不安があってはならない。
頑丈で信頼できても動くたびにファブリックストレスを感じれば、
そのたびに集中力かそがれてしまう。
凍えても、暖かすぎても、体から自由にはなれない。







zero balance technology
単に暖かいのではなく
「ニュートラルな」スーツ内環境


Webtex(ウェブテックス)は、ネオプレーン系スーツの一部に
使った裏地で、フリースに似た特殊起毛ジャージだ。
単なる保温力アップではなく、スーツ内債境をニュートラルにするために使った。

ひとつには「感触J。
従来のスキンやジャージは、素肌には違和感があり、冷感があり、
水が浸入したときひやりとする。
上質なコットンの肌触りが、着用していることを忘れさせるように、
Webtexは、ウエット/ドライスーツの存在を忘れさせる。
保温力が高く、汗をかいても不快感がなく、水が浸入したときの感触が優しく、
その滑りのよさから、着やすく、動きやすく、脱ぎやすい。

Webtexを応用し、モビーズは"NEPTUNE"──一定水深まで、100%近く
ドライなウエットスーツ──を開発した。
ドライスーツは、一定のシチュエーション以上では不可欠になるが、
内圧操作が必要になり、ウエットに較べどうしても動きにくくなるなど、
ダイビングがシンプルでなくなる。
あなたも思ったことがあるはずだ。
ウエットスーツでドライスーツなみに暖かく潜れれば、と。
"NEPTUNE"はWebtexによってドライスーツなみの保温力をキープし、
ドライと同スペックの、ファスナー、ネック、リスト、アンクルのシールド構造を
もち、一定水深(約10m)まで“ドライ”なウエットスーツとした。

"NEPTUNE"はモビーズの提案であり挑戦である。
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